天ぷら油火災には、水はかけてはいけない・・・地獄の炎を見ることになる

「天ぷら油火災には、水はかけてはいけない。」これって常識だと思っていましたが、知らない人はやっぱり知らないんだろうなぁ。
買った鍋に、天ぷら油火災では水をかけないでくださいとは買いてないですからね。

天ぷらをするために鍋を火にかけていると、約5分で揚げ物に最適な温度(160~200度)になり、さらに5分経過すると白煙が立ち始める。そして、さらに10~20分経過すると発火点(360~380度)に達し、炎が上がります。
火を消そうと水をかけると・・・
天ぷら油火災

水をかけると地獄のような炎が上がります。水が水蒸気に変化すると体積が約1700倍にも膨れ上がります。

この水の性質が、炎が上がった油に水をかけると、水蒸気になって体積が広がる際に、天ぷら油も一緒に拡散させてしまうためものすごい大きな炎となる理由です。
天ぷら油火災

もし、この大きな炎が上がったときに天ぷら鍋に近すぎると、大きなやけどを負うことにもなりますし、冬場はフリース素材などの燃えやすい素材の服を着ていた場合は、服が燃え上がってしまうことになり、最悪の事態も考えられます。

下記動画(2011年公開)では、「東京都内-過去5年で天ぷら油による火事で7人が死亡 900人けが」ということです。

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