オイルマッチの生配信中におきた火事から学ぶ、初期消火および消火器の大切さ

昨年10月頃に話題になったオイルマッチの使い方をインターネットで生配信していたところ、火の取扱いに悪く火事になってしまい、その様子がそのまま生配信されるということがありました。

これを見ていると、火がでてしまったときの初期消火の大切さと、消火器をいつでも使えるように備えておくということがいかに大切かというのがよくわかります。

紹介していたオイルマッチ
オイルマッチ火災

4:54秒-オイルマッチが着火したものの、補充したオイルがこぼれていたようで、大きな火がでてしまう。
オイルマッチ火災

5:01秒-本体のほうは消せたようですが、火が完全に消えていないマッチをオイルをふき取ったティッシュの袋へ捨ててしまう。
オイルマッチ火災

5:05秒-火が消えていないマッチを入れたため、ティッシュに引火。
オイルマッチ火災

6:11秒-火のついたティッシュなどを入れた袋を部屋の隅へ移動させ、火を消すための準備に取り掛かるが、火がついて約1分でかなり大きな火となっています。
オイルマッチ火災

6:43秒-布団でたたいたりして消えていそうに見えますが、鎮火はしていません。このころ部屋についてあるであろう火災報知機の音声「火事です・・・」が聞こえてきます。
オイルマッチ火災

7:29秒-火を消すために使っていたふとんをそのままにして、火を消すための水を準備しにいってため、火がさらに大きくなっています。ここで、火がでてから、約2分半。
オイルマッチ火災

9:47秒-火がでてから約4分半。火が大きくなった場合、かなりまとまった水をかけないとなかなか火が小さくならないようでさらに火が大きくなっています。
オイルマッチ火災

この動画は11:40秒ほどで終わっています。この後、どうなったのか心配でしたが、新聞にも載るような火事となったようです。

4日午後0時45分ごろ、新居浜市荻生、契約社員横井浩三さん(68)方から出火、木造2階建て約125平方メートルのうち2階の部屋など約37平方メートルを焼いた。
横井さんの妻(73)と長男(40)、近所の親戚の女性(62)がやけどなどのけが。
署は、2階で長男が火の付いたオイルライターを誤ってごみ箱に落とし、燃え広がったとみている

第三者として冷静に見ていると、最初の小さい火種のときに簡単に消せそうな気がしますが、パニックになると簡単なことができなくなるということでしょうか。

家には消火器だけじゃなくて、エアゾール式の簡易消火器などを各部屋に1本づつ常備しておく必要があるかもしれません。

火がついてしまうと1分でとても大きな火になってしまうのを見ると、とにかく最初の1分で消火できる備えが必要。

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